スポンサーリンク
スキンケアを行う際に欠かせないものとして「化粧水」がありますが、あなたはコットンでつけていますか?それともハンドプレスですか?
最近ではコットンを使わず手のひらに化粧水を出してその手をお肌に押し当てるようにして染み込ませる「ハンドプレス」という方法が多く取り入れられているようです。
このハンドプレスはお肌にとってとてもうれしい効果があると同時にやり方を一歩間違えると肌トラブルの原因になってしまうというもの。
せっかくお肌に効果を与えることができる「ハンドプレス」の正しい方法を知って、お肌にダメージを与えないようにケアしていけるといいですね。
この記事ではハンドプレスとはどういうものか、その正しい方法についてお話していきます。
目次
スポンサーリンク
ハンドプレスというのはどんなやり方?
基礎化粧品を手のひらを使ってお肌に押し込むようになじませるスキンケアのこと。手の温度と圧力によって美容成分を肌の奥にまで浸透させることができるので肌質にかかわらず試せるのが一つの特徴ですね。
ハンドプレスの効果とは?
手のひらを使うことで得られる効果には次のようなものがあります。
- 手のぬくもりを利用した高い浸透力
- 手のひらで顔を覆うことによるリラックス効果
- 軽いマッサージ効果
- 血行促進効果
ハンドプレスの正しい方法
ハンドプレスの正しい方法を順番に見ていきましょう。
- 手のひらに化粧水などのスキンケア商品をのせる
- 手のひらと指で化粧水を温めてから顔全体につける
- 手のひらで顔を包み込んで化粧水を肌に押し込んであげる
2番めの顔全体につける際には一度には無理なので気になるところを中心に重ねづけするように。
3番めの押し込む(プレス)するというのはギューッとおすのではなくそっと力をのせること。手のひらがお肌に吸い付くようなイメージですね。
プレスした手のひらを肌から離すときもパッと離すのではなくそっと離す感じ。
ハンドプレスを行う際の注意点
ハンドプレスはスキンケアの効果を高めるのにとても効果があるものですが、注意点もあります。
時間がかかる
顔全体を包み込むだけでなく、頬や額、フェイスラインなどの広い部分には手のひらを使って、鼻やまぶたの周辺は指でそっと押さえてあげる必要があります。
時間がかかるものだと理解して行いましょう。
パーツごとに10秒ずつ押さえてあげると全体ではけっこう時間がかかります。
それに化粧水だけで数分、乳液になって数分、美容液や保湿クリームをぬることもありますから、せっかちな人は注意が必要。
※ここで大事なのは一つの化粧品ごとに間を2~3分開けること。(美容成分を浸透させてなじませるため)
強い刺激はNG!
ハンドプレスの基本は「優しく」「ソフトに」「そっと」。
激しくたたいたり、強い力で押したり、摩擦を起こしたり、といった刺激を与えるとケアどころかダメージになってしまいます。
肌質に応じて取り入れること
浸透力が高いからこそのハンドプレスでのケアも、肌質によっては注意が必要になってきます。
バリア機能が正常でない肌質の場合外からの刺激が入り込みやすくなっているので肌が赤くなったりピリピリしたりすることもあります。
次の肌質の方は慎重に行ってくださいね。
- 肌が弱い人
- 敏感肌の人
- 乾燥肌の人
- インナードライの人
時間を短くするなどして調子を見ながら行っていきましょう。
季節に応じて行う
乾燥のひどい冬場には保湿効果のあるハンドプレスがとてもいい働きをしてくれますが、夏場などの湿度の高い季節や汗でべたつくときにハンドプレスを取り入れると過剰な保湿になってしまいます。
季節に応じてスキンケアも考えることが大事。
手を清潔に!
当然ですが、ハンドプレスは手を使うので化粧品をのせる前には清潔にしておきましょう。
「化粧水のハンドプレス方法」のまとめ
化粧水などのスキンケア商品の浸透力を高めてくれるハンドプレス。
ハンドプレスは特別な道具もいりませんし、自分の手の力加減で調節できるところがいいですが、お手入れに時間がかかるのが面倒でコットンのほうがいいなと感じる方もいるかもしれません。
しかし、ハンドプレスのメリットは化粧水などの浸透力だけではありません。
肌に直接触れることでのリラックス効果や血行促進効果、そして自分の肌の調子をじかに確かめられることです。
ハンドプレスの効果を試す際には正しい方法で、そして力加減を考えて行ってくださいね。
▼お肌の健康に関係する記事▼
スポンサーリンク