基礎代謝を上げても痩せない！必要なのは活動代謝！

「体重や身長、年齢からみると自分は基礎代謝が高いはずなのにどうして痩せないの？」と悩んでいませんか？

40代になって確かに若い頃より基礎代謝は減ってきてるから、基礎代謝量を増やしたほうが痩せやすいと思うのよね

確かに基礎代謝が高いと何もしなくても勝手に消費してくれるエネルギーが多いので痩せやすいのは本当。

しかし、ただ基礎代謝が高いからといって、運動もせず、生活の中でもほぼ動かず、食べたいだけ食べていれば消費カロリーより摂取カロリーが上回り太っていきます。

ということで一日の消費カロリーをきちんと制限して適度に運動している人などは基礎代謝が高くなるだけでも痩せやすいですが、食事の制限をしていなければあきらかにカロリーオーバーになっているので痩せないということ。

基礎代謝量を少しでも上げて痩せようという考え方でいるとなかなか痩せないことに・・・・・。

この記事では基礎代謝量を上げて痩せるよりも活動代謝をあげたほうがより痩せやすいということをお伝えしています。

基礎代謝と活動代謝の違いについて

基礎代謝と活動代謝の違いとは何のでしょう？

基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動で必要なエネルギーのことである（ウィキペディアより）

さらに詳細に説明すると・・・・・

空腹時（食後12~15時間経過後）に20℃の室温で静かに横になり（上向きで）目覚めている状態で肉体的にも精神的にも安静であり、手足を動かさないで測定される24時間のエネルギー消費量のこと

となります。

じっとしていて生命活動のみに消費されるエネルギー

のことです。

活動代謝というのは仕事や運動、生活の中での自発的動作によって消費されるエネルギーのことを指します。

ですので、日常的に運動をしたり、仕事で肉体労働が多い人は活動代謝量が高く、デスクワーク中心だったり運動をしていない人は低くなるということ。

引用）http://yamashita-clinic-iwakuni.com/2014/06/02/

一日の消費エネルギーの中で基礎代謝と活動代謝の占める割合は上の図の通り。

圧倒的に基礎代謝の割合が大きいです。

ならば基礎代謝量を上げたほうがダイエット効果がありそうな気がするんだけど

しかし実際には筋肉ムキムキの女性とちょっとぽっちゃりめの女性の基礎代謝を測ったらぽっちゃりめの女性の基礎代謝が高いという驚愕の事実が・・・・・！！！

引用）https://www.shopjapan.co.jp/diet_labo/legs/article_016.html

基礎代謝を構成している筋肉によるエネルギー消費の割合は20%前後。もし筋肉を頑張って鍛えても消費カロリーが増えるのはわずかなんですね。

筋肉を鍛えて基礎代謝量を増やせば確かに一日のエネルギーの消費量は増えますがそれよりも日常的に身体をこまめに動かして活動代謝を増やしたほうが効率よくエネルギーを消費できるというわけ。

なので

基礎代謝量を増やすよりも活動代謝を増やしたほうが痩せやすい

となります。

同じ年代、同じ身長でもぽっちゃりめの女性より筋肉ムキムキの女性のほうが基礎代謝が低いのは動く量が多いということなのでしょうね。

基礎代謝を上げるのが意味がないことだというわけではありません。

基礎代謝だけをあげることにこだわって日常的に運動したり、体を動かすことが少ないのでは痩せにくいということなのです。

それなら基礎代謝も活動代謝も高めてあげればいいんじゃないの？

そうですね。

それには活動代謝を高めるために運動を取り入れ、その中で適度な筋トレも入れてあげれば、筋肉量が増えて基礎代謝量も上がり、生活の中の活動代謝量も上がります。

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活動代謝を上げるには運動を取り入れたほうが効率的ではありますが、日常の生活の中の活動量でもじゅうぶんにダイエット効果があります。

それを以下にまとめました。

※体重50㎏と60㎏と70㎏の場合で出しているのでそれ以上の場合は消費カロリーは高くなります。

（以下はタニタさんの消費カロリー早見表を参考にさせていただきました。）